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yellevincent

「危ない」と言う危険

なんだか子ども達の声がよく響く最近。


ふと中1男子が言いました。


①学校の野外学習でやることってezobikeで日々やってるんだよね。

②すぐ「危ない!」っていう意味わかんない正義感振りかざしてくるやついる。


この二つについて思ったことを書きます。


①のことについては、そうだね・・・・ezobikeでは火おこしもするし野外炊飯もする。そして彼の言い方的に、ezobikeでやっているから学校行事の時はダルイと思っているのかな。


その通りだと思う。ezobikeの自由度ってなかなかどこでも体験できるものではないから、これに慣れてしまうと、学校での野外授業内容は陳腐なものと思ってしまうかもしれない。


こんな時にね彼初め、ezobikeで遊んでる子にぜひ挑戦してほしいのは、こう言う場でリーダーになろうと思えばすぐなれるはずだから、そんな役目を果たしてもらえたら嬉しいしな。あといつもサチやその他大人がやっているようにとりあえず「見守る」何かあればヒントをあげるとかできたらいいのかなと思う。


学校や野外教育専門施設には、より一層、どうしたら子供のためになるかも考えて、「楽しいやワクワク」の中からの学びが出来るようにしてほしいなと思いますね!!

富良野自然塾のキッシーみたいなスタッフがいつもいてくれたら良いよな〜


②について!!これはぜひ保護者の方初め子供の教育に関わるすべての人に伝えたい。

「危ない」と言う言葉の怖さ。

この言葉をなるべくezobikeでは言わないようにしていて、なぜかというととにかく子ども達に自分たちに考えてもらい、自分の意思、選択、決断によって行動を起こせるようになってほしいから。

「危ない」って言葉を投げてしまうとか考えなくなってしまうのですよ・・・・

まださ、なぜ危ないかをしっかり説明した上で言うのは良いけど、ただ「危ない危ない」とだけ言うのは本当に無責任な事がよくあります。


それなら「なんでそれやってるの?」ってただ聞いてあげてほしいです。

日々、危険はそこら中に潜んでいてさ、「MTBって危なそう」って言う人多いけど、やってるこちらからしたら家から出て道路に出るほうがよっぽど危ない。南区なんて超高齢化しすぎたお年寄りがやばい運転してるし・・・・樹が倒れてくるか、看板落ちてくるか、車や自転車が突っ込んできたり、災害が起こるかもわからない、ミサイルが飛んでくる可能性だってある。


火遊びも、木登りも、川遊びもezobikeではOK! この環境での遊びを通して、子ども達は五感をたっぷり使い物事の度合いを知っていきます。


どのくらい森が暗くなると「怖い」のか。これだって一人で森に入るか、複数人で森で入るかで「怖い」の度合いは全然変わってくる!


木登りだってどの太さの枝なら掴まったり全体重をかけていいか木に触って初めてわかる。この感覚って本当に大切。肌で感じるからこそ他の何かに同じような力をかける時の参考に自動的になったりするわけ!


川遊びも、いろんな石や岩があったり、乗っかってみるとすごくグラグラしてるとか、めちゃくちゃ滑りやすいとか、遊んでるうちに考えたり、予測する習慣がつきますよ!

滑ったらあの木に掴まろう!あらかじめ掴まって渡ろうとか、いろんな選択肢も出てきます。


火遊びなんていつも火傷するんじゃないかってヒヤヒヤするけど、熱さってわかりやすいから、意外と火傷とかにはならない。でもさ服とかに火の粉で穴が空いたりね、マシュマロ焼いて一気に焦げて食べれなくなるとか、そんな体験から火の強さや怖さを知るわけですよ。

森にあるいろんなものを燃やすことで、燃えやすいとか燃えにくいとか、そんな発見から、

火事が起きた時に家の中で燃えやすいものがわかったりもするかもしれない。


山や森で遊ぶって本当に今の子ども達にこそ必要な「学び」だと思っています。


触れて、感じて、考えて、選んで、決断して、行動する

以上のことを一人でやる時と、仲間とやる時では育まれるスキルも変わってくる。

1人の時は主体性が磨かれるし、仲間となら協調性や共感性が育まれたりね!


これってさ、日常社会でも発揮されることなんだけど、人を愛せる、思いやれるって言うところに繋がっていくんだ。


昔は携帯もなく、電話もすぐにはかけられず、情報を手に入れるのも一苦労だった時、人々は助け合い寄り添い合って生きていて、子ども達は森や山で遊びを見つけ仲間と「楽しい」を見つけていた。googleに森での遊び方は聞けなかったし、地図アプリなんてないから道だって覚えておかないといけなかった。それを考えるだけでも機械が溢れ便利になった社会に私たちはいろんな心身の能力を奪われているのだと日々感じています。


ezobikeで自由に遊び、同じ「好き・楽しい」の感覚を持つ仲間でコミュニティと言う共同体を作っていきたいんです。


ezobikeのゴールはいつも変わらずで、戦争や災害が起きても乗り越え、楽しさを見つけ諦めづ生き続けるマインド作りのできる環境を提供すること。

カオスな社会になんて負けないし、ezobikeと言う自由で自分を解放する場所があることで、うまくこの狂った社会を時にはぶりっ子や猫をかぶって上手にすり抜け、またezobikeなのか、そこでできたコミュニティーの人と一緒の時に本来の自分を解放しストレスゼロって難しいかもしれないけど、バランスを見つけてみんなで生きていけたらなと思います♪



脱線してる気がするけど、「危ない」って軽々しく言わないでね!ってこと。

人をダメにする可能性のある言葉ですからね!!



よし!焚き火しながらガンガン森に落ちている木を燃やして、森を清掃し焼き芋食べよう!








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